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Phos-tagとは

phostag

Phos-tagとは,リン酸基を特異的に捕捉する分子です。
広島大学大学院医歯薬保健学研究科・医薬分子機能科学研究室で開発されました。

Ser, Thr, Tyr, Asp, Hisなどがリン酸化修飾を受けた生体内タンパク質を選択的に
捕捉することができ,この分子を利用して,リン酸化タンパク質の解析に役立つ
「Phos-tag技術」が開発されています。

 

Phos-tag SDS-PAGE

phostag sdspagePhos-tag技術の一つで,リン酸基親和性電気泳動法です。
通常のSDS-PAGE のゲルにPhos-tagを固定化したゲルを用います。
リン酸化されたタンパク質は対応する非リン酸化タンパク質よりもシフトアップして検出されます。

この方法のユニークな点は,


★ リン酸化が定量的に視覚化できます。


★ リン酸化箇所が複数ある場合,複数バンドが検出されます。


  例えば,2箇所リン酸化していた場合,最大3種類のリン酸化状態(リン酸化バンド)が検出されます。
  ちなみに,分子内のリン酸化数が同じでも,部位が違えば,異なるリン酸化バンドとして分離します。


★ 部位特異的なリン酸化抗体が市販されていない場合でも,タンパク質に対する抗体があれば,ウェスタンブロットで リン
  酸化の有無を判断できます。


★ 質量分析によるリン酸化解析との大きな違いとして,タンパク質を切断することなく,どんなリン酸化状態がどのくらい存
  在するか,定量的にわかります。